REHAUNTEDの事件を整理すると、中心にいるのはアシュリー、夫のジェイソン、そしてジェイソンの上司です。
最初はアシュリー自身が精神的に追い詰められて自殺したようにも見えます。しかし、調査を進めると、家の中には自殺だけでは説明できない大量の証拠が残されています。
血の付いたナイフ、壊れた鏡、鏡へ続く裸足の足跡、妊娠に関する記録、ジェイソンの浮気を示すメッセージなどを組み合わせることで、別の事件の形が見えてきます。
アシュリーは殺害された可能性が高い
最も重要なのは、2階に残された痕跡です。
特に、
- 壊れた鏡
- 鏡まで続く裸足の足跡
- 血の付いたナイフ
- 部屋に残された争った形跡
などは、アシュリーが自分の意思だけで死を選んだという説明とは合いません。終盤で明かされる証言では、アシュリーは犯人と争い、逃げようとしたものの、最終的に殺害されたとされています。
さらに犯人は、アシュリーが精神的に不安定になった末に自殺したように見せかけようとしていました。
つまり、アシュリーの精神状態に関する情報そのものが、事件を隠すために利用された可能性があります。
アシュリーは妊娠していた
事件をさらに複雑にしているのが、アシュリーの妊娠です。
妊娠検査薬や医療記録から、アシュリーが妊娠していたことが分かります。
そしてジェイソンは、その妊娠について知っていました。
ジェイソンはアシュリーが薬を使用していたことから、彼女が自分たちの子供をどうするつもりなのか疑っていました。
しかし、後の告白から分かるのは、ジェイソン自身がアシュリーを十分に支えていたわけではなかったということです。
むしろ自分の浮気や仕事を優先し、アシュリーから離れていました。
ジェイソンは本当に浮気していた
序盤からジェイソンには不審な点がいくつもありました。
仕事で家を空けることが多く、帰宅時には酒や香水の匂いがすることもあり、アシュリーは別の女性がいるのではないかと疑っていました。
さらに、ジェイソンが結婚指輪を外していたことも重要です。
当初はCIAの仕事上、身元を隠すために指輪を外していると説明されていました。
しかし終盤の告白によって、これは完全な理由ではなかったことが分かります。
ジェイソンは実際に浮気をしていました。
つまり、序盤から登場していた「指輪を外している」「家にいない」「花を買ってくる」といった行動には、別の意味があったことになります。
花にも別の意味があった
アシュリーが大切に保管していた枯れた花も、事件を考えるうえで重要です。
花屋への聞き込みでは、男性がアシュリーに花を送り続けていたことが判明しています。
さらに、
- 電話で注文していた
- 店には直接来なかった
- 支払い方法を指定していた
- アシュリーが一人かどうかを気にしていた
- 白い花を注文していた
など、不自然な点もありました。
一見するとジェイソンが妻に贈っていた花にも見えますが、別の男性がアシュリーに花を送っていた可能性も示されています。
この情報が、ジェイソンの浮気だけではなく、アシュリーを取り巻く人間関係そのものを疑わせる要素になっています。
「リリス」は何者なのか
終盤に見つかるメッセージには「リリス」という名前が登場します。
「今夜あなたに会いたい」「電話ではなく来てほしい」といった内容から、アシュリーとリリスの間にも何らかの関係があったことがうかがえます。
ただし、ここは翻訳やメッセージの文脈が分かりにくい部分もあり、リリスがアシュリーの恋人だったのか、ジェイソンの関係者だったのかなど、細部には解釈の余地があります。
少なくとも、ジェイソンだけが秘密を抱えていたわけではなく、アシュリーの周囲にも隠された人間関係が存在していたと考えることができます。
事件を仕組んだのはジェイソンの上司
物語終盤で最も大きく状況が変わるのが、ジェイソンの上司についての告白です。
ジェイソンの上司は、ジェイソンが浮気していることを知っていました。
しかも、アシュリーに対して強い関心を持っていました。
そしてジェイソンに対して、
「アシュリーを自分に任せる」
代わりに、
- 昇進
- 大金
- 家を完成させるための資金
- ジェイソンが望んでいた仕事上の地位
を与えるという取引を持ちかけます。
ジェイソンはそれを受け入れてしまいます。
ここが事件の最大の分岐点です。
ジェイソンはアシュリーを直接殺したわけではない
重要なのは、ジェイソン自身がアシュリーを直接殺害したわけではないという点です。
しかし、それだからといってジェイソンが無関係だったわけでもありません。
ジェイソンは、
「自分が家に帰らない」
という形でアシュリーを上司のもとに残しました。
しかも、上司がアシュリーに何をする可能性があるのか、ジェイソンは完全に知らなかったわけではありません。
終盤の告白でも、ジェイソン自身が上司のアシュリーに対する視線や態度を以前から認識していたことが語られています。
それでもジェイソンは金と昇進を選びました。
その結果、アシュリーが危険な状況に置かれることになります。
アシュリーは犯人を信頼していた
さらに悲劇的なのが、アシュリーが犯人を警戒していなかったことです。
ジェイソンの上司は、アシュリーにとって夫の仕事仲間であり、信頼できる人物として認識されていました。
そのため、家に訪れてもアシュリーは警戒せず、家の中に入れてしまったと考えられます。
つまり犯人は、力ずくで侵入したわけではなく、ジェイソンとの関係を利用してアシュリーに近づいた可能性が高いわけです。
鏡が事件の重要な証拠になっている
2階の鏡は、単なる怪異演出ではなく、事件の現場を示す重要な証拠だったと考えられます。
鏡が倒れていること、割れていること、そしてその前まで裸足の足跡が続いていることから、そこでアシュリーと犯人が争ったと考えられます。
アシュリーは逃げようとしたものの、最終的には捕まり、殺害されました。
そのため、序盤からプレイヤーが見ていた「奇妙な鏡の部屋」は、事件の核心部分だったことになります。
なぜ怪異として事件が再現されるのか
REHAUNTEDでは、事件の調査だけでなく、過去の出来事が怪異として再現されるような演出が多数登場します。
これは単なるホラー演出というだけではなく、事件現場に残された強い感情や記憶が、調査する側に断片的に見えているとも考えられます。
そのため、
- 女性の姿
- 赤ちゃんの声
- 鏡
- 足跡
- 血
- 怪異との遭遇
などが、事件の真相を断片的に伝える役割を担っていると考えられます。
ただし、ゲーム内で怪異の正体や超常現象の仕組みがすべて明確に説明されているわけではありません。
なぜ赤ちゃんの場面があるのか
終盤に登場する赤ちゃんの場面は、アシュリーの妊娠と強く結びついていると考えられます。
赤ちゃんの声が聞こえたり、赤ちゃんをベビーベッドへ運んだりする展開は、単なる驚かせるための演出ではなく、アシュリーが妊娠していたという事実をプレイヤーに強く印象づける場面になっています。
また、アシュリーが亡くなったことで生まれることができなかった命を象徴しているとも解釈できます。
ジェイソンが最後に告白した理由
ジェイソンの最後の告白で重要なのは、彼が自分の行動を正当化できなくなっていることです。
彼は当初、
「家を完成させるため」
「出世するため」
「妻との生活を立て直すため」
など、さまざまな理由を自分に言い聞かせていました。
しかし実際には、妻を裏切り、金や地位と引き換えに危険な状況へ置いてしまったことになります。
そして最終的には、
「アシュリーが精神的に不安定だった」
「アシュリーが自殺した」
という説明で事件を終わらせるべきではないと認めます。
アシュリーの死を自分の都合のいい物語に変えてはいけない、というところまで認識することになります。
REHAUNTEDの真相を時系列で整理
事件を時系列でまとめると、次のようになります。
- ジェイソンとアシュリーは結婚生活を送っていた
- 2人は家を購入し、大規模な改修を進めていた
- しかし家には配管や配線など、さまざまな問題があった
- ジェイソンは仕事で家を空けることが増えた
- ジェイソンはアシュリーに隠れて浮気をしていた
- アシュリーは夫の行動に不信感を抱くようになった
- アシュリーは妊娠していた
- ジェイソンの上司はアシュリーに関心を持っていた
- 上司はジェイソンの浮気を把握していた
- 上司はジェイソンに昇進や金銭と引き換えの取引を持ちかけた
- ジェイソンはその取引を受け入れた
- ジェイソンはアシュリーを家に残して離れた
- アシュリーはジェイソンの上司を家に入れた
- 上司がアシュリーを襲った
- アシュリーは抵抗し、鏡が壊れる
- アシュリーは最終的に殺害される
- 犯人は自殺に見えるよう事件を偽装しようとする
- ジェイソンが戻ってきて事件の痕跡を発見する
- ジェイソンは上司との関係や自分の裏切りを隠す
- 後の調査によって少しずつ真実が明らかになる
この事件で最も重要なポイント
REHAUNTEDの事件は、単純に「犯人を見つけるゲーム」というだけではありません。
最も重要なのは、アシュリーが最後まで事件の原因として扱われてしまっていたことです。
精神的に不安定だったこと、薬を使用していたこと、夫婦関係が悪化していたことなどが、まるで彼女自身に問題があったかのように利用されていました。
しかし、実際にはその裏側で、
- 「浮気をしていた夫」
- 「妻を金や出世のために危険な状況へ置いた夫」
- 「その夫の弱みを利用した上司」
という複数の人間の欲望が絡み合っていました。
そして最終的に、その代償を払わされたのがアシュリーだったと考えられます。
まとめ
REHAUNTEDの物語を一言で整理するなら、「夫の裏切りと欲望によって妻が事件に巻き込まれ、その死さえも別の形に見せかけられた事件」と考えると分かりやすくなります。ジェイソンはアシュリーを直接殺したわけではありません。
しかし、浮気を続け、上司との取引を受け入れ、アシュリーをその人物のもとに残したことで、結果的に彼女を危険な状況へ送り込んでしまいました。
一方、実際にアシュリーを襲って殺害した人物については、終盤の告白からジェイソンの上司が中心人物だったと考えられます。そして事件後には、アシュリー自身に責任があったように見せることで、真相を隠そうとしていました。
そのため、物語終盤でプレイヤーが突きつけられるのは、「アシュリーはなぜ死んだのか」だけではありません。
- 「誰が彼女を殺したのか」
- 「なぜ殺されることになったのか」
- 「なぜ自殺に見せかけられたのか」
- 「そして、その原因を作った人物は誰なのか」
という4つの問題です。
これらをすべてつなげて考えることで、序盤から登場していた鏡、足跡、花、指輪、妊娠、血の付いたナイフ、CIA、地下トンネルなどの断片的な情報が、ひとつの事件としてつながっていきます。
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