「たろうくんはいってきました」のストーリーを整理しています。
たろーちゃんねるの失踪

物語の中心となるのは、インフルエンサーの「たろー」。
たろーは登録者50人程度の小規模なチャンネルを運営しており、再生数や話題性を求めて危険な場所にも足を運ぶ人物として描かれている。
ある日、たろーは「最強にヤバい村に行ってきました」という動画を撮影するため、とある廃村へ向かう。
その村には、
- 村人がいなくなった
- 若い娘を生贄にしていた
- 神社から続く洞窟がある
- 洞窟の奥には何かが存在する
といった不気味な噂が存在していた。
しかしたろーは、自分の身の安全よりも「バズること」を優先して村へ入っていく。
そして、たろーはライブ配信中に失踪する。
後にたろーの撮影機器が失踪現場付近で発見され、そこに残されていた映像が今回の物語の中心となる。
謎の動画サイト「この世Tube」
たろーが失踪した後、たろーの友人を名乗る「H」が、その撮影映像を再生しようとする。
ところが、この動画には奇妙な現象が起きていた。
人によって動画が途中で止まる場所が違う。
ある人は10分付近、別の人は23分付近など、再生できなくなる場所がそれぞれ異なっている。
H自身も最後まで再生することができなかったため、たろーの動画を自分のチャンネルに投稿し、
最後まで再生できた人は連絡してほしい
と呼びかける。
これによってたろーの失踪と謎の動画はネット上で話題になっていく。
プレイヤーは動画を見ながら謎を調べていく

ゲームでは単純にたろーの映像を見るだけではなく、映像を途中で止めて「調べる」ことができる。
ゲーム内には、
- 動画再生
- Web検索
- 日記や記録などのコレクション
- オプション
などの機能が存在する。
つまり、たろーが撮影した映像を見ながら、映像内で得られた情報を検索し、事件の背景を少しずつ解明していくという構造になっている。
実際に検索を進めることで、「豁、蜷ヶ村」「あの世のお山」「この世Tube」など、それまで知らなかった情報が次々と判明していく。
「この世Tube」の正体
調査によって、「この世Tube」という謎の動画サイトについても情報が見つかる。
このサイトは通常の検索エンジンでは検索結果に表示されず、ダークウェブ上に存在する動画サイトだと説明されている。
そこには一般的な動画サイトでは考えられないような、理解不能で不気味な動画が投稿されているという。
さらに、サイトにアクセスした人のPCから、
- IPアドレス
- 保存している動画や画像
- 各種サイトのパスワード
- 個人情報
- 家族構成
など、本来PCだけでは取得できないような情報まで抜き取られるという噂が存在する。
そして専門家は「この世Tubeにはアクセスしないこと」「すでにアクセスした場合は諦めるしかない」と警告している。
「この世Tube」に関わった人々にも異変が起きている
検索を進めると、この世Tubeにアクセスした人物からの相談も発見される。
ある人物は、
「この世Tubeというサイトにアクセスしたら、変な人が家の前に現れるようになった」
と助けを求めている。
さらに別の投稿では、たろー自身がこの世Tubeにアクセスした後、
「最近変な人が家の近くをうろついてる」
と書き込んでいる。
そのため、単なる怪しい動画サイトというだけではなく、この世Tubeにアクセスした人物の現実世界にも何らかの異常が発生することが示唆されている。
たろーはなぜ豁、蜷ヶ村へ向かったのか
たろーが撮影している村は、作中では「豁、蜷ヶ村」と伏せられている。
ネット上の情報を調べると、豁、蜷ヶ村にはかなり不穏な過去があることが分かる。
豁、蜷ヶ村は、かつて「日の岸山」という鉱山の近くに存在していたとされる。
日の岸山は周辺住民から「あの世のお山」と呼ばれており、鉱山では不可解な出来事が発生したため閉山したとされている。
そして豁、蜷ヶ村についても、
村人たちが忽然と姿を消した
という噂が残っている。
このことから、
豁、蜷ヶ村と「あの世のお山」=日の岸山には何らかの関係がある
と考えられるようになる。
豁、蜷ヶ村で行われていた「生贄」の儀式

たろーが村を探索すると、過去の村人が残した記録が見つかる。
そこから、豁、蜷ヶ村ではかつて若い娘を生贄として捧げる儀式が行われていたことが判明する。
記録の日付は昭和42年。
村人は「繝峨げ繝ッ様」と呼ばれる存在に若い娘を捧げようとしていた。
記録には、
- 長期間雨が降り続いていた
- 村では畑の状態が悪化していた
- 若い娘を繝峨げ繝ッ様に捧げる予定だった
- その儀式を村の習わしとして行っていた
ことなどが記されている。
つまり、豁、蜷ヶ村では繝峨げ繝ッ様という存在を鎮めるため、若い娘を生贄にする風習が存在していたと考えられる。
村に現れた「都会から来た男」
ところが、儀式を行おうとしていた村に、都会から一人の男がやって来る。
男は村の「習わし」について聞いてきた。
そして9月26日、その男は、生贄にされる予定だった若い娘を連れて村から逃げ出す。
つまり、この男は偶然村に迷い込んだのではなく、村の異常な風習を知ったうえで、娘を助けようとした可能性がある。
しかし村人たちは二人を追跡する。
翌27日には、村人たちの協力によって男と娘が発見され、捕らえられてしまう。
男は抵抗したため村人たちから暴行を受け、すでに瀕死の状態となる。
生贄の娘だけでなく、男まで捧げられる
さらに恐ろしい事実が判明する。
村長は、若い娘一人を捧げるだけでは「繝峨げ繝ッ様」を鎮められないと判断する。
そのため、
娘を助けようとした都会の男も、生贄として一緒に捧げることになる。
ここから、豁、蜷ヶ村の「儀式」が単なる伝統行事ではなく、村人たちが異常な存在を恐れ、その要求に従っている可能性が浮かび上がる。
村長・佐野正夫の存在
さらに探索を進めると、村長と思われる人物についての資料が発見される。
その人物は、
佐野正夫
という62歳の男性。
資料には、昭和42年9月28日に豁、蜷ヶ村内で複数の村人と共謀し、男性に対して生命を奪う行為を行った疑いがあると記録されている。
そして被害者は、繝峨げ繝ッ様の宗教的儀式に関する口封じとして殺害されたと推測されている。
遺体は村外れの洞窟内にある「地底湖」に隠されたとされる。
つまり、前述の「都会から来た男」は、単に生贄にされたのではなく、村の秘密を知ったために殺害された可能性がある。
現時点で見えてくる事件の構図
現段階では以下のような構図が見えている。
過去
豁、蜷ヶ村では「繝峨げ繝ッ様」という存在を信仰
↓
若い娘を生贄にする儀式が行われる
↓
都会から来た男が儀式を知る
↓
男が生贄予定の娘を連れて逃げる
↓
村人が二人を捕らえる
↓
男も生贄にされる
↓
その後、男は殺害され、洞窟の地底湖に遺体を隠された可能性
現在
たろーが豁、蜷ヶ村の噂を知る
↓
「バズる」ことを目的に豁、蜷ヶ村へ向かう
↓
撮影を開始
↓
村の過去を示す資料を発見
↓
「繝峨げ繝ッ様」「生贄」「日の岸山」などの謎が判明
↓
たろー自身が失踪
そして、そのたろーの映像が謎のサイト「この世Tube」に投稿される。
次の記事はこちら
【たろうくんはいってきました】ストーリーまとめPart2(ヒノキシ山・三途工業株式会社)
ホラーゲーム考察wiki 







