※記事は下に続きます。
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【たろうくんはいってきました】ストーリーまとめPart3(村長 望月明夫)

前回までの流れはこちら
⇒【たろうくんはいってきました】ストーリーまとめPart2(ヒノキシ山・三途工業株式会社)

蜷ヶ村を調べていくと、村長だった佐野正夫について、さらに具体的な事件記録が見つかります。

資料によると、昭和47年10月13日、蜷ヶ村で佐野正夫が生贄の儀式に関係する殺人を行った疑いが浮上していました。

事件の発端となったのは、10月5日に匿名の人物から寄せられた通報です。

そこでは、蜷ヶ村で不思議な儀式が行われており、複数の人間が行方不明になっていると報告されていました。

調査を進めた結果、村長である佐野正夫が村人を儀式に参加させ、少なくとも15名を死亡させた疑いが強まります。

その中には、これまで古い記録で生贄にされていた「望月氏」も含まれていたとされています。

警察は10月13日、3名の刑事を蜷ヶ村へ派遣し、佐野正夫の身柄を確保しようとします。

しかし、現地に到着すると約4名の村人が佐野正夫を取り囲むようにして集結。

村人たちは農具を手にして警察に抵抗し、佐野正夫の逮捕を妨害しました。

さらに村人たちは、ある存在の名前を叫びながら抵抗していたと記録されています。

警察は物理的な衝突を避けるため撤退を決定。

その混乱に乗じて、佐野正夫は村人の支援を受けて逃亡します。

その後も追跡チームが編成されましたが、佐野正夫の所在は不明となりました。

つまり、佐野正夫は単独で生贄の儀式を行っていたわけではなく、村人たちも儀式を支える側として関与していたことが分かります。

この事件によって、蜷ヶ村そのものが生贄の風習を維持するための共同体だった可能性がさらに高まります。

調査では「望月」という名字についても情報が見つかります。

望月という名字自体は珍しいものではないものの、ゲーム内では佐野正夫だけでなく、望月家の人物も重要な存在として登場します。

さらに、望月あき子という人物のSNSと思われる記録も発見されます。

そこでは、母親と思われる人物が子どもについて非常に問題のある内容を投稿しており、その投稿が炎上した形跡も確認できます。

このことから、ゲーム内では佐野正夫、望月家、そして過去の事件に関係する人物たちが世代をまたいでつながっている可能性が示されています。

ただし、現時点の資料だけでは、望月家の人物が過去の生贄事件とどのように直接つながっているのかまでは確定していません。

蜷ヶ村とヒノキシ山についてさらに調べると、村には古くから特殊な信仰が存在していたことが分かります。

その中心となっているのが、龍神として信仰されている存在です。

黒の立つ神社には、この龍神が祀られていると伝えられています。

言い伝えによれば、その龍神は水を司る神であり、黒い鱗に全身を覆われ、大きな赤い目を持つ姿をしているとされています。

ただし、実際にその姿を見た人物はいないとも伝えられています。

そして、この神社の奥には洞窟が続いており、その地下にある「地底湖」に龍神が住んでいるとされています。

龍神は農作物を育てる恵みの雨をもたらす神として崇められる一方、大雨によって大きな被害をもたらす存在とも考えられていました。

江戸時代には、1か月にわたって雨が降り続いたことがあり、その大雨も龍神の仕業だと伝えられています。

そこで村人たちは、雨を止めるために龍神へ生贄を捧げるようになったとされます。

当時の村では、村で最も若い娘を生贄として捧げたところ、その翌日に長期間続いていた雨が収まり、穏やかな天候になったという伝承が残っています。

これをきっかけとして、村では毎年、村に住む若い娘を1人選んで生贄にする風習が始まったとされています。

この風習は大正10年頃まで続いたとされていますが、その後は時代に合わせて形を変え、生贄の代わりに地底湖の上で神楽を披露する風習へ変化したとされています。

つまり、表面的には生贄の風習が廃止されたように見えても、龍神を鎮めるための儀式そのものは形を変えながら残り続けたことになります。

資料では、現在でも黒の立つ神社の地下にある洞窟の地底湖に龍神が住んでいると信じられているとされています。

そして、この地域で時折発生する異常な現象についても、龍神によるものだと考えられていました。

ネット上の書き込みにも、

「ヒノキシ山、あの世の親山の近く、地下深くに住んでいる」
「若い娘を生贄として求めている」

といった噂が残されています。

さらに、龍神は生贄によってこの世に姿を現そうとしているという説も語られています。

こうした伝承を考えると、過去の蜷ヶ村で行われていた生贄の儀式と、ヒノキシ山地下の地底湖に関する伝説は、同じ信仰を起源としている可能性があります。

さらに恐ろしいことに、ヒノキシ山では過去にも同じような事件が繰り返されていました。

1983年には、山頂付近の山小屋で高校の登山部員6名が犠牲となる事件が発生しています。

山小屋の中から発見されたのは、複数の人体の一部。

DNA鑑定によって、犠牲者がS高校登山部の生徒たちであることが確認されました。

しかし、事件は不可解な形で終わります。警察は当初、外部から侵入した犯人による犯行を想定していました。

ところが、事件発覚の翌日には捜査が打ち切られました。

犯人を特定できないまま、事件は迷宮入りしたのです。さらに調査を進めると、この山小屋では1983年の事件以前にも同様の事件が複数回発生していたことが判明します。

過去40年間で、少なくとも3回にわたって同様の事件が起きており、それぞれの事件では複数の犠牲者が出ていました。しかも、過去の事件では犯人が逮捕されていたとされています。

それにもかかわらず、1983年の事件だけは犯人が特定されないまま捜査が終了しました。

この不自然な捜査打ち切りについて、ゲーム内の記事では、通常の事件では説明できない何かが山小屋で起きた可能性が示唆されています。

さらに重要なのが、1983年の事件について語った遺族の証言です。犠牲者の母親は、自分の娘が龍神の生贄にされたと証言しています。

彼女によれば、ヒノキシ山周辺には龍神信仰が存在し、生贄を捧げることで願いを叶えるという風習があったといいます。

警察は事件について「犯人死亡」として捜査を終えていました。

しかし遺族はその説明を受け入れず、犯人とされた人物自身も、何らかの巨大な意思に動かされていたのではないかと訴えています。

ここで初めて、

ヒノキシ山の山小屋事件
→ 龍神信仰
→ 生贄

というつながりが、遺族の証言によって明確に示されます。一方、太郎は現在、まさにこの謎の中心となっている場所を探索しています。

蜷ヶ村の奥には、黒の立つ神社から続く洞窟が存在するとされています。

そして、その洞窟の中には龍神が住むとされる「地底湖」があります。

太郎はその洞窟へ向かおうとしますが、途中で鍵のかかった扉に阻まれます。

扉を開ける鍵も見つからず、探索はいったん村へ戻ることになります。

しかし、ここで重要な手掛かりが登場します。

村について検索すると、廃墟探索を行っている人物「ハブタ(羽生田」の記録が見つかります。

ハブタはこれまでにも多数の廃墟を探索しており、今回もヒノキシ山周辺の村を訪れていました。

彼の記録によると、林の中を歩いて村へ到着し、村を探索した後、奥にある神社へ向かっています。

神社の裏には小屋がありましたが、鍵がかかっていて中には入れませんでした。

その後、村へ戻って探索している途中、井戸の近くにある古い建物が密集した路地を発見。

そこには、血まみれの金づちが落ちていたと記録されています。

しかしハブタは、その金づちを使えば小屋の扉を壊せそうだったものの、炎上を恐れて侵入を諦めています。

この記録は、太郎が現在置かれている状況とほぼ一致しています。

つまり太郎より前に、ハブタも同じ村を訪れ、同じ神社や小屋を調査していた可能性があります。

ハブタの記録によって、太郎が最初に蜷ヶ村へ入り込んだ人物ではないことが分かります。

過去にも廃墟探索者がこの村を訪れていました。

しかもハブタは、村の構造や神社、小屋、井戸、金づちについて具体的な記録を残しています。

このことから、太郎が現在進めている探索は、過去の探索者が途中で断念した場所を引き継ぐような形になっています。

そして、ハブタが見つけた「血まみれの金づち」は、太郎が鍵のかかった小屋を開けるための重要な手掛かりになる可能性があります。

ところが、太郎が村から戻ろうとしたところ、記録映像そのものに異常が発生します。

突然巻き戻ったり、同じ場面を繰り返したりして、先へ進めなくなります。

強制的に終了しようとしても、再読み込みを要求される状態になりました。

これは、この映像が単なる記録ではなく、見る人間そのものに影響を及ぼす特殊な存在であることを示す現象とも考えられます。

もともとこの映像には、「人によって途中で再生できなくなる場所が違う」という異常性がありました。

今回も太郎が村を探索している最中に再生そのものがループしてしまったことで、その異常性が改めて浮き彫りになります。

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